世界中で広がる新型コロナウイルスとデマ

掲載:2020年4月6日

ウイルスのように広まるデマ

けいしん

コロナが猛威をふるい、日本を含め全世界で120万人以上がコロナに罹患しています。WHOの記者会見でも「パンデミックが加速している」と発言するほど広がっており、毎日のように増える患者数を見ていると、いつ終息するかもわからない状況になっています。

そんな中、その不安に乗じるかのようにいろいろなデマがコロナウイルスのようにSNS等を通じて広がっています。

国内外で広まったデマをいくつか紹介したいと思います。

デマと社会的影響

デマとはドイツ語のデマゴギー(demagogy)を略した言葉になり、謀略的な宣伝や、いい加減な噂話といった意味があります。

今回のコロナ騒動に限らず、社会情勢の動きや大きな災害があった際にもいろいろなデマが飛び交います。

1970~1980年には原油価格の高騰から、奇しくもコロナ騒動と同じくトイレットペーパーが日本中で売り切れる騒動となりました。

2016年4月に起こった熊本地震の際にも、動物園からライオンが逃げたとSNSに投稿した男性が逮捕されるといった事件もありました。

26~27度で殺菌されるコロナウイルス

2月の末ごろから「26~27度のお湯を飲むことでコロナウイルスが死滅する」といった内容のデマが広まりました。

その他にも「40度前後」や「60度前後」といった温度のバリエーションがありました。

普段の体温は36度前後。熱が出た場合40度近くまで体温が上がることを考えると、26度で死滅するウイルスは人間の体内では生きていけないはずですね。

なくなったティッシュ、トイレットペーパー

けいしん

同じく2月の末ごろに、ティッシュとトイレットペーパーがなくなる、といったデマが広がりオイルショックの時のように店頭からティッシュ等がなくなりました。

このデマも、「ティッシュ等が中国で作られている」や「マスクと同じ原料を使っているから」などといった根拠のない理由から広がりました。

デマだったということがわかってからは少しずつ買い占めなどが減ってきているようです。

花崗岩でコロナ対策

花崗岩の持つ放射線の効果でコロナウイルスが死滅して、コロナに感染しない、といったデマ。

この理論だと、毎日河原を散歩しているとコロナには感染しないということになりそうです。

このデマのせいで、フリマアプリに大量に花崗岩が出品される事態となりました。

海外でのデマ

ニンニクを食べるとコロナに感染しない(チュニジア)

なんとなく気持ちはわかりますが、そういった研究結果はありません。

ベジタリアンはコロナに感染しない(インド)

今からベジタリアンになっても効果があるのでしょうか?どちらにしてもデマですけど。

○○が感染した(多数)

感染者が増え続ける中、実際に首相や著名人、俳優などにも感染が広まっていますので、情報元の確認をしっかり行い、デマに気を付ける必要があります。

デマに騙されないために

けいしん

「○○をすれば」や「○○を食べれば」のような簡単にできそうなものほどすぐに広まり、ティッシュ等のように品切れや、転売などが行われています。

これからもコロナが終息するまでいろいろな情報があふれ、その中にたくさんのデマも含まれているでしょう。

デマに騙されないためにも情報の発表元の確認にして、デマに惑わされることなく正しい情報に基づいて、しっかり感染防止に努めていきたいものです。

次回更新予定

掲載予定は2020年5月11日です。

前の記事
リボ払いの落とし穴

コラムに関するご意見・リクエストは


TOP