新生活の際に買っておきたい家電製品と選び方(洗濯機編)

掲載:2022年3月1日

はじめに

せんたっき

結婚や住宅購入等で新しい生活を始める多くの方が経験するであろう家電製品の購入。みなさんは、何を基準に選ぶのでしょうか。

デザイン・性能・大きさ等いろいろあるかと思います。でもどうやって選んだらいいのかわからない、という方も多いはず。

前回に引き続き、新生活を始める際に買っておきたい家電製品とその選び方をご紹介したいと思います。

人が生活していく上で必要な要素である「衣・食・住」のうち、前回の冷蔵庫が「食」、前々回のエアコンが「住」に関連する家電製品だったため、今回は「衣」に関連する洗濯機の選び方です。次項以降で選び方のポイントや注意点等をご説明いたします。

どんなものを選んだらいいの?

何を選びますか選び方もいろいろ

縦型とドラム型の比較

洗濯機には「縦型」と「ドラム型」の2種類があり、一般的には「ドラム型」の方が良いように思われがちですが、「縦型」「ドラム型」には、それぞれメリット・デメリットがあります。

容量や洗濯・乾燥能力など、どういう風に使いたいかで選んでいく必要があります。

ドラム型洗濯機 縦型洗濯機
値段 × 高い ○ 安い
洗濯量 × 少ない ○ 多い
洗濯能力 × やや劣る ○ 高い
衣類へのダメージ ○ 低い × 高い
乾燥能力 ○ 高い × 低い
水道代 ○ 安い × 高い
サイズ × 大きい ○ コンパクト
取出しやすさ ○ 取出しやすい × 取出しにくい

値段

一般的に同等の性能を持った洗濯機を比べた場合ドラム型洗濯機が値段が高くなる傾向があります。

洗濯容量

ドラム型洗濯機に比べて縦型洗濯機は多くの洗濯物を洗えるため、大家族では縦型洗濯機がおすすめです
容量は家族の人数×1.5㎏+予備程度が目安となります。また、乾燥容量は洗濯容量の半分程度になりますので、注意が必要です。

洗濯能力

ドラム型洗濯機では叩きつけて洗うため、衣類の痛みは少なくて済みますが、少ない水で洗うので、泥汚れなど汚れが落ちにくい面があります。
縦型洗濯機では大量の水を使って洗うため、泥汚れなどに強いですが、衣類同士をこすり合わせて洗うので、絡んだり、衣類の痛みが強くなります。

乾燥能力

縦型洗濯機では衣類同士が重なりあったままになるため、乾燥はあまり得意ではありません。

水道代

ドラム型洗濯機は少量の水を回しながら使うため節水ができます。
縦型洗濯機では洗濯槽いっぱいの水を使うため水道代が高くなってしまいます。

サイズ

ドラム型洗濯機はサイズが大きくなるため、賃貸等では置けない場合もあります。
高さは縦型洗濯機と比べて低くなるので、上に棚を設置するなど、レイアウトの自由度が高くなります。

縦型洗濯機はサイズは小さいですが、構造上洗濯物を取出しにくいデメリットがあります。
また、上部が蓋なので、棚を設置する場合も蓋と干渉しないように高くする必要があります。

検討例

ドラム型洗濯機
  • 日中干せないので、乾燥をメインで使う
  • 水道代を節約したい
  • 家族が少ない
  • 服を大事にしたい
縦型洗濯機
  • 野球やサッカーなど部活をしている子供がいる
  • 家族が6人以上いる
  • 乾燥を(あまり)使わない
  • 賃貸等でドラム型洗濯機を置くスペースがない

設置スペース等に要注意!?

冷蔵庫、エアコンの時もそうでしたが、洗濯機を選ぶ時も、①設置スペース、②洗濯機用の蛇口の位置、③搬入スペースに注意しないといけません。

これらをちゃんと調べておかないと、設置できずにやり直し・・・なんてことも。

設置スペース

一般的に洗濯機を設置するスペースには、洗濯パン(防水パンとも)と呼ばれるプラスチック製の板のようなものが設置されています。

これは洗濯機の排水ホースと床の排水口をつなぎ、洗濯の際に出る水を排出し、万が一水漏れをした際に床や、階下への被害を防ぐためのものです。

設置スペースの寸法は、原則この洗濯パンのサイズ以内となります。

一戸建てで一階に設置場所がある場合は洗濯パンはあまり使われていないので、設置場所を確認してサイズを決めましょう。

また「ドラム型」の場合は、奥行きだけでなく扉を開いた際のサイズも確認しましょう。使用する際に扉が開かない(開けるスペースがない)といった事例もあるようなので、注意が必要です。

洗濯機用の蛇口の位置

洗濯機購入の際は、設置場所の洗濯機用の蛇口の高さも測っておきましょう。

洗濯機用の蛇口は、洗濯機の高さよりも高い位置にあることが原則です。

高さが合わない場合は、別部品を使用して接続することになり、余分な費用がかかってしまうので、洗濯機用の蛇口の高さよりも低いものを選ぶとよいでしょう。

搬入経路

洗濯機購入の際は、搬入経路も重要です。これを測っておかないと、購入していざ設置、というときに部屋に入らず、洗濯機を選びなおしたり、別ルートから搬入するために余分な費用がかかったりと、散々な目にあいます。

そんな目にあわないためにも、搬入経路はきちんと測っておきましょう。

<搬入経路の寸法目安>  洗濯機の幅+10㎝以上(ただし搬入の仕方によっては、それ以上の余剰幅が必要になります。詳しくは店員に聞きましょう)

最後に

ここまで洗濯機を選ぶ際の注意点について、いろいろ書きましたが、ポイントは設置スペースと搬入経路の計測です。あとは店員に聞けば大抵のことは教えてくれますので、ご安心を。

前回までの2つと同じく、洗濯機も生活家電の中でも長く使うものです。後で後悔しないためにも、自分のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。今回で本シリーズは完結となります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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